この記事でわかること
・ヨガにおける5つの心理作用(p38)
・苦痛を治める2つの方法 (p47)
・不動の心を得る方法 (p48)
・ありのままを見極める方法 (p54)
ヨガにおける5つの心理作用
それらは、正知、誤認、ことばによる幻惑、睡眠、記憶である。
ヨガ・スートラ 1-6
見る・聞く・嗅ぐ・味わう・触るなどの感覚や行動から発生する心理作用は、
正しい知識・間違った知識・想像・睡眠・記憶に分析される。
心を穏やかに保つためにはこの5つの心理作用をコントロールすること。
苦痛を治める2つの方法
これら(苦痛を収める2つの方法は)の心の作用は、修習と無執着(離欲)によって死滅される
ヨガ・スートラ 1-12
苦痛をおさめるには、積極(修習)と消極(離欲)の両面からアプローチする。
修習:心に不動の状態をもたらそうとする努力
ex)普段の生活で1つのことに集中して無心でいられるとき
無執着:見聞きすることによって生じる欲を見極める意識
ex)自分自身の損得勘定をせずに行動できたこと
不動の心を得る方法=修習
これら二者(修習と無執着)のうち、心に不動の状態をもたらそうとする努力が、修習である。
ヨガ・スートラ 1-13
修習とは、長い間、休みなく、大いなる真剣さをもって励まされるならば、堅固な基礎を持つものとなる。
ヨガ・スートラ 1- 14
週1回5時間よりも毎日の5分が大事。
継続は力なり。
ありのままを見極める方法
見たり、聞いたりした対象への切望から自由である人の、克己の意識が無執着(離欲)である。
ヨガ・スートラ 1-15
無執着と無関心は異なるもの。
無執着は見返りを求めないもの。
以上、ヨガ・スートラの超簡単!解釈②でした。
ヨガ=心の作用を止滅すること
毎日を平穏に過ごすために大事なことだと改めて感じました。
みなさんもぜひヨガに興味をもっていただけると幸いです。
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