【ヨガ哲学】超簡単!ヨガ・スートラの解釈①

ヨガ・スートラ YOGA

この記事ではヨガ・スートラをより簡単にかみ砕いて紹介したものです。
ヨガ哲学に興味があるが、難しい!というかた、ご一読ください。

この記事でわかること

・ヨガの定義
・ヨガにおける心(チッタ)とは
・ヨガの目的
・本来の自分とは
・心の働きと性質

ヨガの定義

ヨガ=心の作用を死滅すること この一言に尽きます。
ヨガの最終目的は感情を客観視して、心をコントロールすることです。
あくまでも感情をなくしなさい、ということではなく客観視できるようにということです。

心(チッタ)とは

ヨガでは心のことをチッタと表現します。
チッタはアハンカーラ(自我)・ブッディ(知性)・マナス(欲望)の3つのことです。


ヨガの目的

ヨガの目的は外側に向いた意識を内側に戻していくことです。心の作用の死滅と一緒です。

本来の自分は、身体でも心でもない
身体やこころが動いたり変化しているのを見ている存在である
これを理解するには、心が穏やかでなければいけない
ヨガは外側に向いた意識を内側に戻していくためのたんれんである。

ヨガスートラ 1-3

本来の自分とは

本来の自分とは魂(プルシャ)とヨガでは定義されています。
この魂(プルシャ)は5つの鞘【パンチャマヤコーシャ】にかこまれています。

ヨガの最終目的はこれら5つの層すべてが浄化されプルシャという本来の自分に気づき、ありのままに生きることです。

日常生活に落とし込むと… 【○○が良いという話をうのみにしないこと】 ある事象が正しいのか間違っているのかは自分の体に聞くことが一番。 洋菓子もパンも体に悪いといわれても、自分の体が欲しているなら食べればいい。

心のはたらき

心には3つの性質(トリグナ)があり誰の心にも備わっている。
3つの性質があるからこそ考え・動き・休むことができる

ヨーガで避けるべきはラジャスやタマスが過剰に心を覆ってしまうこと
めざすことはサットヴァが優位になること

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